ゴッホと共同生活し、ピカソにも影響を与えたと言われるポスト印象派の画家、ゴーギャンの作品がインパクトのある90年代頃のTシャツ。
彼が晩年移り住んだタヒチ、その中でも有名な観光地であるボラボラ島のお土産として作られていた物。
彼の連作であるタヒチの女を大きく配置し、額縁のようなプリントを施したデザインは目を引きますね。
夏らしく鮮やかでありながらどこか幻想的な配色に、現地の女性たちを描いた作品はゴーギャンの妄想のようでもあり、実際現地妻を囲っていたらしいので半分現実でもあり、爽やかに見えて大きな影を感じます。
それを現地でお土産にしてしまう、なんとも言えない感覚は良くも悪くも西洋アートの強さを物語っている気がしますね。
シンプルなアートTよりも少しドロっとした裏側も魅力的な一着。
サイズ:44(着丈68cm/身幅54cm/肩幅48cm/袖丈21cm)
素材:コットン100%