最高級の布地メーカーにして高級ファッションブランドでもある、イタリアの老舗、Ermenegildo Zegna。80年代頃のテーラードジャケット。
カーキと赤が折り重なったような深みのある色味に柔らかいヴァージンウールの生地感。
ノーベント、フラップなしポケットの作りはクラシカルでフォーマルなスタイルながら、ビジネススーツが一般化した中では一周回ってカジュアルにも見えます。
80年代、アルマーニのスーツが一世を風靡した時代らしいパワーショルダーで重厚な作りではあるものの、嫌に肩が張ってる感じもなく、品の良さも感じさせる作りや生地、古臭さを感じないバランスの取れたシルエットはゼニアならでは。
ニットのような細かい色味の生地はスウェットやTシャツの上にカーディガン感覚でざっくり着てもしっくりきます。もちろんかっちりした格好にもしっかりハマってくれる。
オーバーサイズでも、ジャストでも使えそうな本当に質のいいテーラードジャケット。
一生着れる一着は着る機会こそ多くなくてもクローゼットと気持ちを豊かにしてくれます。なんならいっぱい着たくなります。
サイズ:50(着丈77cm/身幅55cm/肩幅50cm/袖丈63cm)
素材:ピュアヴァージンウール100%