80年代初頭、イタリアの若者を中心にヨーロッパで巻き起こったアメカジブーム。そんなムーブメントのフランスでの代表的なブランド、CHEVIGNON。
アメリカのミリタリー、特にフライトジャケットに強く憧れながらも独自の視点で解釈したレザーウェアは、勇ましくも遊び心を感じるデザインが多いですね。
そんなCHEVIGNONの80年代のレザージャケット。
このブランドには珍しいワークジャケット的なミニマルなシルエットにアワードジャケットを連想させるデザイン。ボディは薄手のラムレザー、袖はコットンニットの切り替え。
フランス的な視点でのアイビールックに、ハンドステッチに見せかけた襟のラインは、当時のユーロディスコムーブメントの影響も感じさせる50sライクな印象も。
フロントは刻印入りのメタルボタンフライ、トップボタンだけゴールドのボタンに取り替えられていますがこれも雰囲気にマッチしていていいですね。
この年代らしいドロップショルダーに短めの着丈のバランス感も素晴らしい。
アメカジ的ながらもフレンチらしい品の良さと遊び心が見える変わり種のレザージャケット。薄手なのでコートやヘビーアウターの下に着れるのも嬉しいポイント。色々重ねて楽しめそうです。
所々汚れ、背面に所々スレあり。
サイズ:L(着丈60cm/身幅58cm/肩幅53cm/袖丈51cm)
素材:ラムレザー/袖部分コットン100%