フランスのファッションブランド、FACONNABLE。
AldenやLoro Pianaとのダブルネームなどの展開や、質の高い商品で現在まで続くブランド。近年はクラシカルなテイストですが、80年代頃は中々面白い服を作っていたイメージです。
そんなFACONNABLEの80年代のジャケット。
コットンナイロンと思われるサラッとした質感の生地。
フードを内蔵した広めのスタンドカラーに、この年代のヨーロッパ物らしいワイドなサイズ感とドロップショルダー。
フロントはジップの上からボタンフラップの二重仕様。
フードが秀逸で、このタイプでは嬉しいボディと同生地のチャチくない作り、2本のシーム、襟の内側に収まる形の良さ。ドローコードは襟元を通っていて、フード内蔵時は首の締まりを調整、フードを出すことでフードのシルエットを調整できる作り。
胸ポケットのアーチステッチや、アームポケットなど、少しギミックの効いた作りではありつつも、自然な雰囲気の色味と生地感で馴染み良く着れるのがいいですね。
裾もドローコードで調整可能、チラッと見える裏地のチェックもマドラスっぽいパターンで洒落てます。
ワイドで短丈なボックスシルエットと手の込んだディテール。これからの季節、色々な合わせで活躍してくれそうないいライトアウター。
背面左下部にシミとボンドのような付着あり。
サイズ:Lくらい(着丈66cm/身幅65cm/肩幅58cm/袖丈55cm)
素材:コットンナイロンだと思います